ホジャ文字 Khojki,Khojiki
A manuscript of a Ginan [Pir Shams from Mahan / Public Domain / 出典] |
ニザール・イスマーイール派の伝統によると、ホジャ文字はイスマーイール派宣教師 Pir Sadardin によって作成された。ブラーフミー文字の系統に繋がるホジャ文字は,16 世紀にランダ文字から派生し,1737 年頃に初めて文献に登場した。20 世紀に入り,ホジャ文字のための金属活字が Laljibhai Devraj によって作成され,多くの本と石版が発行されるようになる。 Khojki という名称は,ペルシア語の「マスターの」を意味する。 [1]
文字構成
母音字
母音字と,母音記号は下記のとおり。鼻音を表す記号アヌスバーラ(U+0059)は,文字の上に付加して示す。子音は,そのままでは,常に母音 a を伴っている。そのため子音だけを表したいときはヴィラーマという特別な記号(U+002F)を付加したハランタ形を用いる。
子音字
ヌクター(U+0051)は,主にアラビア文字と音を表す際に用いられる記号である。次に例を挙げる。
テキスト入力
サンプルテキスト
出典:Anshuman Pandey “Final Proposal to Encode the Khojki Script (3.37 MB) ” p. 24.
文字コード
フりー・フォント Khojki Jiwa の文字テーブルは下記のとおりで,配列は英語キーボードに準拠する。詳しい入力方法は 多言語環境の設定 を参照。
注
関連リンク
- Khojki
- ScriptSourcd: General Overview | Fonts & Keyboards
[最終更新 2021/04/10]