地球ことば村
言語学者・文化人類学者などの専門家と、「ことば」に関心を持つ一般市民が「ことば」に関する情報を発信!
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【地球ことば村・世界言語博物館】

NPO(特定非営利活動)法人
〒153-0043
東京都目黒区東山2-9-24

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日本語・ポルトガル語対訳絵本『日本の童話』


表紙  在日ブラジル人児童の母語教育副教材として、地球ことば村と東京女子大学・松尾慎先生がアドバイザーを務める学生有志団体グループ「ぱずる」が協働で制作していた日本語・ポルトガル語対訳絵本『日本の童話』が半年をかけて完成しました!(全日本社会貢献団体機構 2013(平成25)年度助成事業)

 「おむすびころりん」から始まって宮沢賢治の「注文の多い料理店」まで7つの物語を日本語とポルトガル語で掲載しています。全ページ、かわいい、美しい挿絵入りです。
 この絵本は全国のブラジル人学校やブラジル人母語保持教室へ無償配布されます。
 これまでふさわしい教材が少なかった学習の場で、この絵本が活用され、在日ブラジル人の子どもたちの「ことばの財産」が増えるために役立てば本当にうれしいことです。

 教育・多文化交流関係の個人や団体の皆様へは無償でお送りしています(送料は着払いでお願いしています)。ご希望の方は冊数を明記の上、ことば村へメールでお申込みください。お待ちしています。

 地球ことば村事務局:info[atマーク]chikyukotobamura.org([atマーク]を@に変えてください)

 なお、2019年2月に第2版を刊行しました。


たくさんの反響が届いています!

「私どもの学校は、ブラジル政府認可校であり、主に10代後半、20代~40代のブラジル人の方々が、通信教育という形で中学校、高校の卒業資格を目指して学習している場所です。
 頂きました絵本は、生徒さん達が読んだりするほか、さっそく大学の先生などにお届けしました。」

「日本の「童話」のポルトガル語版はほとんどなく、ましてこのような「日ポ対訳童話」の本は全くありませんので大変有り難く感謝いたしております。
 子どもたちが日本の童話に触れて、日本語にも関心を持ち学習意欲の向上に少しでも結びついてくれたら、と思っております。」

「7つのストーリーそれぞれに素敵な絵が入って、とても読み応えのある絵本をお譲りいただき、誠にありがとうございます。在日ブラジル人の方々に広く楽しんでいただけるよう、私どもも絵本のご紹介をできればと思います。」

「物語のセレクションの巾がひろく、幅広い年齢の子ども達が楽しく読んでいる姿が目に浮かびます。」

「日本の公立学校では日本語以外の言語を「思考を巡らす言語として」指導するのはきわめて難しい状況です。が、このような対訳童話集があれば、その一助となることは明確です。」


『日本の童話』をブラジルへ贈りました!

 日本から帰国した子どもたち(特に日本の公立学校に通学していた子どもたち)はポルトガル語が理解できないために、日本に於ける状況とまったく同様に、不登校・不就学、精神障害などで苦しんでいます。
 サンパウロでこれを支援している「カエルプロジェクト」主催者の心理療法士中川郷子博士が先ごろ来日、ブラジルでの帰国児童の現状、そのためのアドバイスなどを在日のブラジル人子どもの保護者、日本語教師、支援ボランティアなどに対し2014年10月7日~27日まで10数か所でセミナ-や懇親会が開かれました。詳細は―
  ポルトガル語ペ-ジ:http://kyoko-nakagawa2014p.jimdo.com
  日本語ページ:http://kyoko-nakagawa2014.jimdo.com
  ※ 別ウィンドウが開きます。
 地球ことば村では、サンパウロのカエルプロジェクトを通じて、現地の帰国児童へ『日本の童話』を贈り、ポルトガル語学習に役立ててもらっています。


対訳絵本『日本の童話』がまたまたブラジルへ

 東京多摩市のNPO法人「ブラジル人労働者支援センター」を通じて、『日本の童話』ポルトガル語改訂版100冊余りがブラジルへ贈られサンパウロの「ブラジル日本語センター」から各地の日本語学校に配布されつつあります。
 3枚の写真は、二人の生徒が映っている写真がブラジル北部、アマゾン河口の街、パラ州の州都ベレンの日系人学校「越智日伯学園」(当地には日系人約3,000人が住む)にて、残りの二枚はベレンから200kmほど奥地に入った日系移住地トメアスの「トメアス日本語学校」で2019年11月29日~30日にかけて訪問した同センターの職員が撮影。このほか「北伯日本語普及センター」及び「トメアス文化図書館」にも手渡されました。
 日本の童話セットは各地で大変喜ばれこの様な日語・ポル語両語の童話セットは彼の地で日本語を学ぶ日系・非日系人にとって“宝物”の様なものであるとブラジル日本語センターの幹部から評価されています。
 また、ブラジル人労働者支援センターから2019年夏訪日中の駐ブラジル日本国特命全権大使山田彰氏に日本の童話セット1セットをお預けし、後日首都ブラジリアにある日本語モデル校の創立30周年記念式典の際に同校に届けられ、「同校教師からとても良い本であると大変関心をもっていただいた」とのこと。
 対訳絵本日本の童話・朗読DVD付(ポルトガル語版・スペイン語版・英語版)が世界各地で子どもたちの笑顔に出会っています。ほんとうにうれしいことです。


絵本を使った活動
・第1回読み聞かせ:2014年2月21日長野県塩尻市ブラジル人学校「ロゴス」  http://www.chikyukotobamura.org/forum/event140221.html


関連ページ
・プロジェクトについて
 http://www.chikyukotobamura.org/news130411.html
・全日本社会貢献団体機構(別ウィンドウが開きます)
 http://ajosc.org/
・2011年11月 ことばのサロンin太田「在日ブラジル人の母語保持教室見学バスツアー」  http://www.chikyukotobamura.org/forum/salon111126s.html
・2014年9月『日本の童話』原画展見学ツアー  http://www.chikyukotobamura.org/forum/event140902.html
・『日本の童話』日本語・英語版
 http://www.chikyukotobamura.org/welcome/publication201702.html
・『日本の童話』日本語・スペイン語版
 http://www.chikyukotobamura.org/welcome/publication201801.html
多言語絵本の会RAINBOWによる多言語電子絵本「あめ玉」制作協力
 (朗読音声および字幕の訳文提供)
 https://www.youtube.com/watch?v=t_Y9nDfiFx8 (別ウィンドウが開きます)