地球ことば村コンサート~
福招き・ねこ・ネコ・猫 ミャアミャアコンサート♪
去る1月26日(土)、2回目になる地球ことば村コンサートを東京・西麻布のオペレッタホールにて開催いたしました。
●出演
唄:木月京子・小栗純一・北條聖子・増井めぐみ
演奏:武藤景介(シタール)ディネーシュ・チャンドラ(タブラ)
ピアノ:野間美希・早川修司
司会:最所千加子
ドラえもんテーマソングのピアノ演奏とともに司会の最所さんが登場。ディズニー映画「わんわん物語」より「シャムネコの唄」(北條・増井)、ミュージカル・キャッツ「ガス猫の唄」(小栗)と続き、シタールとタブラ演奏では、猫をテーマにした詩(金子みすゞ・室生犀星など)の朗読が花を添えました。
ロッシーニの「猫の二重唱」は猫の恋人たちが客席を廻る芝居仕立て。フーッ!と怒る様子に客席が沸きました。キャッツからの「メモリー」は木月さんがしっとりと聞かせ、コーラスをバックにカバレットソング「ペータペータ」(家出したペータに帰ってきて、と色っぽく唄う歌。最後にそれが黒猫だと分かる)で盛り上がったところで、ことば村村長のご挨拶。ことば村の主旨をみなさんに聞いていただきました。
フィナーレは出演者全員と客席といっしょに、「猫ふんじゃった」「ドラえもん」「犬のおまわりさん」を合唱。楽しく幕を閉じたあと、出演者を囲んでのワインパーティー。スナックをつまみながら、あちこちで歓談の輪ができました。
アンケート回答には、「最高!」と書いてくださった方もあり、楽しんでいただけて関係者一同、ほっとしております。
猫のことわざなどをトークに使って、ことば村らしさを出すことに力点が置かれた構成、ことば村の各先生ほか専門家執筆の世界の猫エッセイが掲載されたプログラムなど、1回目の経験を踏まえて内容的にも前進したコンサートでした。
すてきなプログラムをデザインしてくださった㈱ロゴス、エッセイ執筆者のかたがた、協賛くださった各社など、ご協力いただいた各位に深く感謝申し上げます。
(文責 事務局)
世界の猫 エッセイ集 目次
- ドイツの猫「ワインとネコ」(金子亨)
- アフリカの猫「山猫と日照り雨-ビクトリア湖畔(西ケニア)から-(阿部年晴)
- タイの猫(太田ワランヤ)
- モンゴルの猫「モンゴル文化と猫」(石河信昭)
- アイヌの猫「猫とアイヌ文化」(村崎恭子)
- 江戸の猫(荘司賢太郎)
- 東京の猫「おとこねこ、おんなねこ-キャンパスの猫たち-」(石川千里)
- 英語の中の猫「英語イディオムに表れたネコ」(八木橋宏勇)
- ことわざの猫「ことわざの中の“猫”」(北村孝一)
- アニメーションの猫「ネコ型ロボット・ドラえもんのメッセージ」(多々良直弘)