杏林大学地域交流推進室・地球ことば村共催「映画の会」
「ある海辺の詩人―小さなヴェニスで―」
- 日時:2013年2月28日(木)午後4時〜6時
- 会場:杏林大学八王子キャンパスE棟402教室
2011年ヴェネチア国際映画祭FEDIC特別賞はじめ、世界の映画祭で作品・キャストが受賞している「ある海辺の詩人―小さなヴェニスで―」を、配給会社アルシネテランのご厚意により、ロードショウに先だつ特別上映会で鑑賞しました。上映の労をおとりくださった杏林大学地域交流推進室にお礼を申し上げます。
舞台はヴェニスに近い小さな美しい潟の漁港・キオッジャ。中国から来た移民女性シュン・リーと30数年前にユーゴスラビアから移住したベーピが、互いの孤独を「詩」を愛することを通じて慰め合いますが、古い漁師町ではその交流が受け入れられず・・・。別れの後再び街を訪れたシュン・リーに手渡されたベーピの手紙、そして、美しいクライマックスシーン。杏林大学の地域である八王子市民の方々も多数参加されて、静かな感動を味わっていらっしゃいました。
ことばの芸術である「詩」を通して魂の交流を描いたこの作品は、3月16日からシネスィッチ銀座、他全国の映画館でロードショウされます。
「ある海辺の詩人―小さなヴェニスで―」
2011年/イタリア・フランス/98分
- 監督・原案・脚本:アンドレア・セグレ
- キャスト:チャオ・タオ ラデ・シェルベッジア マルコ・パオリーニ ほか
- 配給:アルシネテラン 後援:イタリア大使館 特別協力:イタリア文化会館
- 公式サイト http://www.alcine-terran.com/umibenoshijin/ (別ウィンドウが開きます)
(事務局)