地球ことば村・ことわざ学会共催
第四回「いろはかるたを楽しむかい(会)?」
日時:2017年5月7日(日)13時30分~15時30分
会場:浜離宮恩賜庭園内「芳梅亭」(東京・中央区)
5月7日(日)、新緑の浜離宮庭園芳梅亭で、ことわざ学会・ことば村共催のいろはかるたを楽しむかい(会)?が開かれました。
第四回の今回、ゼロ歳から八十歳の29名が参加、いろはかるたの世界を楽しみました。最初に國學院大学の荒木優也先生の絵札をテーマにしたお話し。「屁をひって尻すぼめ」などの絵札を例に、当時の人々のおおらかでユーモアあふれる人生観が、現代の生活にもヒントを与えるとのこと。なるほど!です。
続いて三つの班に分かれてのかるた取り。だんだんテンションがあがって、老いも若きも本気で勝負。お茶の時間をはさんで、紅白戦―紅白それぞれが半分ずつ絵札を前に並べて相対し、相手の陣地の札を取ると自分の絵札を一枚渡すというやりかたで、早く札が無くなったほうが勝ち、というルールで遊びました。最後の優勝者はなんと六歳のお嬢さん。大人は大負けでした。
簡単なルールで、初めてでも同等に勝負ができ、文字や人生の知恵が知らず知らずに身に着くいろはかるた。たぶんこのようなカードゲームは世界にも類がないとのこと。
また来年もかるた遊びを楽しむ予定です!
(事務局)