地球ことば村日本語特別授業
「世界でひとつの 私たちの歌 2009」第2回授業
2回目は「詩を歌詞にする」授業。角先生が取り出したボードは、みんなの知っている「きらきら星」の歌詞。その英語版と日本語訳、そして日本語の歌詞です。 「みんな知ってるかな?きらきら星は、もともとはフランスの歌なんだよ。それが世界中で唄われるようになって、だから、世界のことばで歌詞があるんだ」 英語の正確な訳文と日本語の歌詞をくらべてみました。「あ、歌詞のほうは、ことばの数が決っているんだ!」「訳文より、ことばにリズムがある・・・」こどもたちは色んな発見をします。
旋律をつけやすく、唄いやすくするためのきまりを発見したあとで、こどもたちはそれぞれの「きらきら星」の歌詞を書いてみることに。配られた用紙を前に、考え込む子、すらすら鉛筆を走らせる子、隣の様子が気になる子・・・。
子どもたちの書いてくれた、オリジナル「きらきら星」をご紹介しましょう―
「きらきらひかる せかいのそらへ みんなのほしが とどくといいな ぴかぴかひかる せかいのほしへ」
「ちいさなほしよ まばたきしては みんなをみてる かがやくほしよ せかいのうえで きらきらひかる」
「ぴかぴかひかる かがやくほしよ みんなでみると とてもきれいだ ちいさなせかい かがやくせかい」
どれも素敵ではありませんか!
この授業のあと、ことば村にこどもたちから「ともだち」をテーマにした作文が届きました。その作文を角先生が読み、行数・字数を決めた用紙を作って、こどもたちに配ります。その用紙を使って、こどもたちは6つある班ごとに話し合い、その班の歌詞を作ります。3回目の授業では、6番までの歌詞に曲がつき、クラスの歌としてこどもたちにプレゼントされる予定。どんな歌詞が届くか、楽しみです。
文責 事務局