ことば村・ことばのサロン
■ 2015・12月のことばのサロン |
▼ことばのサロン |
「幕末の外国語の盛衰―中国語、英語、フランス語、オランダ語」
● 2015年12月19日(土)午後2時-4時30分
楠家先生のご専門は歴史学、主に日英交流史ですが、それにとどまらず、広い視野で外から見た日本の近・現代史をテーマに研究なさっておいでです。今回は、鎖国明けの日本が、外国と交渉するうえでどのような外国語を使用していたか、についてお話いただきました。
外交交渉が、まず通訳要員の言語学習、特に会話の学習から始まったという開国時の大変さ、また日本の歴史の中でどの国との外交が重要になっていくのか、が見えてくるお話でした。楠家先生は、日本はもちろんイギリスの公文書館など海外の膨大な資料を現地で精査され、事実に基づいた日本の近代史・現代史を構築されていて、歴史研究はこういうものかと感銘を受けました。講演の全容はyoutubeで見ることができます。ぜひご覧ください。
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(文責:事務局) |