金子亨先生の足跡
1933 | 9月3日 北海道釧路市にて生まれる |
1953 | 釧路市湖陵高校卒業 |
1957 |
東京外国語大学卒業 極東書店入社 |
1959 | 北海道学芸大学(現北海道教育大学)釧路分校非常勤講師 |
1960 | 同 助手 |
1964 | 岩手大学学芸部講師 |
1968 |
千葉大学人文学部助教授に配置替えされる 研究雑誌『エネルゲイア』を発足させる フンボルト財団講師給費生としてシュトゥットガルト大学言語学研究所に留学し西洋で生成変形文法を広める |
1972 |
『生成変形文法』出版(白水社) 日独共同事業のため西ドイツに派遣されマンハイムの「ドイツ語研究所」で「日独対照研究」プロジェクトを指導する |
1980 | 千葉大学に帰任 |
1982 |
千葉大学文学部教授 千葉大学文学部の創設に関わり、故志部昭平氏と共に文学基礎論講座を作る |
1984-86 | Tohru Kaneko und Gerhard Stickel, Deutsch und Japanisch im Kontrast『日独語の対照』出版(J. Groos) |
1993 | 科研費「北方ユーラシアの先住諸民族の言語文化の資料データベース作成とその類型論的研究」を始める |
1994 |
千葉大学文各部改組とともにユーラシア言語文化論講座を作る 千葉大学外国語センター教授(外国語センター長) |
1995 | 『言語の時間表現』出版(ひつじ書房) |
1997 |
国際科研「アムール・サハリン地区の『危険に曝された』諸言語文化の調査と記録」を始める 千葉大学文学部教授に復帰 |
1998 | アムール川ニヴフ語調査 |
1999 |
千葉大学定年退官(同大学名誉教授) 『先住民言語のために』出版(草風館) ライプチヒ大学にて研究:サハリン・アムールでニヴフ語調査 |
2000 | 千葉大学にて言語学会開催:シンポジウム「言語学は少数言語の維持・復興に寄与できるのか?」で講演 |
2003 |
NPO法人地球ことば村・世界言語博物館 顧問・言語博物館ディレクター就任 ウェブ上の「世界言語博物館」に言語を収蔵する活動やシンポジウム実施など精力的に行う |
2008 | 7月からNPO法人地球ことば村・世界言語博物館にて月例「言語学ゼミナール」を座長として開催 |
2009 |
ユーラシア(徳永)文庫 千葉大学に開設 6月 ユーラシア(徳永)文庫開設記念シンポジウムにて講演 |
2011 | 9月11日 永眠(享年78歳) |