もっと知りたい人のために おすすめの本
「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ
椎名美智 発売日 2022/1 KADOKAWA、990円 |
マンガ学からの言語研究―「視点」をめぐって
出原健一 発売日 2021/3 ひつじ書房、3,850円 |
手紙―三間由紀子詩集
三間由紀子 発売日 2017/9 紅書房、1,320円 |
320のことわざで世界が見渡せる 世界のふしぎなことわざ図鑑
北村孝一 発売日 2021/8 KADOKAWA、1,650円 著者コメント:カラフルで、イラストたっぷりの本になり、自分の本ですが、ちょっと不思議な気もしています。 子ども向けの本で、日本の基本的なことわざ80点をやさしい言葉で説明し、会話の用例をしっかり示しました。それぞれに外国の類義のことわざを3点ずつ収録し、アジアやアフリカをふくめ原語も収録しています。 幼いときから本物にふれることが大切という気持ちで、世界に視野がひろまるきっかけになれば、と願っています。 親子で、あるいはお孫さんと、いっしょに読んでいただけると、うれしいですね。 |
ニューエクスプレスプラス ロマ(ジプシー)語
角悠介 発売日 2021/9 白水社、3,960円 著者コメント:ことばの数だけ世界がある。小さな世界にも目を向けて、それぞれの文化を尊重する。そんな素敵な活動をする「地球ことば村」に加えて頂いた私ですが、本書では知っているようで知らないロマの世界をご紹介致します。 |
英語の思考法―話すための文法・文化レッスン
井上逸兵 発売日 2021/7 筑摩書房、946円 |
大地よ!―アイヌの母神、宇梶静江自伝
宇梶静江 発売日 2020/2 藤原書店、2,970円 |
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 中川裕 発売日 2019/3 集英社、990円 |
難民支援―ドイツメディアが伝えたこと
松原好次・内藤裕子 発売日 2018/9 春風社、2,970円 |
シリアの秘密図書館―瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々
デルフィーヌ・ミヌーイ(藤田真利子訳) 発売日 2018/2 東京創元社、2,645円 |
時間と言語
嶋田珠巳・鍛治広真編 発売日 2021/1 三省堂、3,800円+税 言語学、哲学、神経科学などの見地から「時間と言語」をめぐる諸問題を考察した著作です。 ことば村理事の大角翠先生が「第13章 ティンリン語のテンスとアスペクト、時間表現」を執筆しています。 |
ことわざを知る辞典
北村孝一編 発売日 2018/11 小学館、1,900円+税 ことわざ学会代表理事の北村孝一先生(ことわざ研究者)の新著です。「ああ言えばこう言う」から「笑う門には福来たる」まで、1500のことわざ解説や文学作品などの用例。「ユーモアと笑い」などの10編のコラム。 |
〈茨の国〉の言語―マダガスカル南部タンルイ語の記述
西本希呼 発売日 2018/2 慶應義塾大学出版会、5,184円 |
言語学者のニューカレドニア―メラネシア先住民と暮らして
大角翠 発売日 2018/8 大修館書店、2,800円+税 世界初のティンリン語文法の出版やネク語研究で知られる大角先生の新刊です。専門のフィールド:ニューカレドニアでの暮らしと調査について、肩のこらない楽しいエッセイ。言語や文化のフィールド調査を目指す若者にもお勧めです! 「内容は以前から書きたいと思っていたことに近いもの。先住民部落での日常に加えて、どうやって言語の仕組みを解明していったか、ということを言語学を知らない人でもわかるように書いてみました。ネク語の面白い特徴もいろいろ書いてみたので、ぜひ読んでみてください。」(著者) ★ ニューカレドニアのおはなし『ネズミのしっぽ』についてはこちら |
アフリカ神話との対話
阿部年晴 発売日 2018/3 三恵社、2,700円 ことば村の創立者で、2016年11月に亡くなるまで理事長をつとめた文化人類学者・阿部年晴先生の遺作です。 1968年からアフリカをフィールドに調査し、特に神話についての研究で知られる先生は晩年、そこから得られる人間の智恵を鏡にして現代文明を映し出すことに向かいました。この本はその思考が到達した地点を示しています。 現代を考えるとき、大きなヒントをあたえてくれるものとしてぜひお読みください。 |
在日パキスタン人児童の多言語使用—コードスイッチングとスタイルシフトの研究
山下里香 発売日 2016/3 ひつじ書房、7,800円+税 |
『「歴史とは何か」の歴史』
楠家重敏 発売日 2016/2 晃洋書房、2,200円+税 歴史叙述、史学概論、歴史理論の史学史を日本と世界の文化交流の視点から検討。第I部「東アジアと日本」では歴史と道徳、「西欧と日本」では歴史と科学の関係がポイント。第II部「史学概論と歴史理論」では日本の近代歴史学の特徴と問題点を重要著作の解題で解明。 第1部 東アジア・西欧と日本(歴史書の歴史(東アジアと日本)/ 歴史書の歴史(西欧と日本))/ 第2部 史学概論と歴史理論(史学概論と歴史理論の歴史(1)(1870年~1940年)/ 史学概論と歴史理論の歴史(2)(1926年~1970年)/ 史学概論と歴史理論の歴史(3)(1971年~2015年)) |
『英語と開発―グローバル化時代の言語政策と教育』
エリザベス・J・アーリング、フィリップ・サージェント編著 (松原好次監訳) 発売日 2015/11 春風社、3,500円+税 元電気通信大学教授で、ことば村会員として活動を支えてくださっている松原好次先生の監訳になる一冊。著者はともにイギリスの学者で、エリザベス・J・アーリングは「世界諸英語」の研究者、フィリップ・サージェントは応用言語学が専門。本書はタイトルに明示されているように英語という言語と、地域開発がどうかかわっているかをさまざまな観点から論じている。 監訳者あとがきに「理想的な『開発』とはどのようなものであるべきか。また、それを実現するために、開発現場における英語使用や英語教育をどのように改善すべきか。このような問題意識をもってアフリカやアジアの開発途上国に焦点を合わせてはいるものの、日本の現状分析や将来展望にとっても有益なヒントを与えてくれる点が多々ある。」 日本でも小学校から英語教育を導入し、英語習得がますます必要と叫ばれている現在、多くの人に読まれるべき本としてお勧めします。 |
『ニューカレドニア カナクアイデンティティの語り—ネーションの語り・共同体の語り・文化の語り』
江戸淳子 発売日 2015/2 明石書店、9,500円+税 |
CD付 ニューエクスプレス アイヌ語
中川裕 発売日 2013/11 白水社、2,940円 |
バカに見えるビジネス語(青春新書インテリジェンス)
井上逸兵 発売日 2013/12 青春出版社、880円 |
酒運び―情報と文化をむすぶ交流の酒―(ほろよいブックス(第3作))
ほろよいブックス編集部(編)、井上逸兵ほか(著) 発売日 2013/09 社会評論社、1,995円 |
世界の英語と社会言語学―多様な英語でコミュニケーションする
ヤムナ・カチュルー/ラリー・E・スミス(著)、 井上逸兵・多々良直弘・谷みゆき・八木橋宏勇・北村一真(翻訳) 発売日 2013/09 慶應義塾大学出版会、3,045円 |
危機言語:言語の消滅でわれわれは何を失うのか
ニコラス・エヴァンズ(著)、大西正幸・長田俊樹・森若葉(翻訳) 発売日 2013/02 京都大学学術出版会、5,460円 |
言語学の教室:哲学者と学ぶ認知言語学
野矢茂樹、西村義樹 発売日 2013/06 中公新書、882円 |
語り合うことばの力―カムイたちと生きる世界
中川裕 発売日 2010/09 岩波書店、2,415円 |
復刻版吉里吉里語辞典:いとしく おかしく 懐かしく
関谷徳夫 発売日 2013/03 ハーベスト社、4,200円 東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町には、井上ひさしの「吉里吉里人」によって知られた吉里吉里という小さな湾を囲む地域があり、その多くの住民の家や商店、職場も破壊され流されてしまいました。この吉里吉里地域には独特の方言があり、この方言―吉里吉里語―を標準語で解説・説明した「吉里吉里語辞典」が地域に暮らす関谷徳夫さんによって2007年に発行されていました。この「吉里吉里語辞典」は著者関谷さんの自宅もろとも、すべての在庫が流され、印刷した東海印刷所もたった1台の印刷機を流されてしまいました。 2011年6月、明治学院大学のボランティアの学生がこの辞典を1冊発見し、東京へ持ち帰って、同大学・浅川達人教授の学生グループが全頁をスキャン、それを文字データに入力するという作業を行い、新たに発行したものが「復刻版吉里吉里語辞典」です。この辞典は、吉里吉里の人々が昔から大切にしてきた暮らしの知恵の集大成で、自然との向き合い方や人との関係など、現代の私たちにも大きなヒントを与えてくれるものです。 <購入希望・問い合わせ> 一頁堂書店 TEL&FAX:0193-42-4189 Email:ichipagedo[atマーク]train.ocn.ne.jp ★『吉里吉里語辞典』復刻プロジェクトについて(別ウィンドウが開きます) http://www.harvest-sha.co.jp/kirikirigoHUKKATSU.html |
チベット現代文学の曙 ここにも激しく躍動する生きた心臓がある
トンドゥプジャ(著)、チベット文学研究会(編訳) 発売日 2012/11 勉誠出版、3,780円 |
言語と貧困―負の連鎖の中で生きる世界の言語的マイノリティ―
松原好次・山本忠行(編著) 発売日 2012/08 明石書店、4,410円 英語などの大言語に押される地域語・民族語などの話者や移民の人々=言語的マイノリティーは、充分な教育が受けられない、望む職業につけないなど、否応なく貧困に追いやられています。この「言語と貧困」は、生物多様性に比べて関心が少ない言語・文化の多様性の問題に正面から向き合って、私たちの視野を広げ、未来への展望を開いてくれる本です。全12章をそれぞれの専門研究者が執筆。スペイン・ガリシア語、カナダ先住民語などの個別言語の状況から、各国の言語政策について、さらに在日ブラジル人をはじめとする移民の言語の問題など、具体的に詳述され、一般読者にも大変分かりやすい構成です。 |
聖書起源のイディオム 42章
デイヴィッド・クリスタル(著)、橋本功・八木橋宏勇(翻訳) 発売日 2012/09 慶應義塾大学出版会、3,990円 英語コミュニケーションで頻発する聖書起源の表現を満載した本。日常の英語理解にも役立つことでしょう! |
ツツバ語 記述言語学的研究
内藤真帆 発売日 2011/09 京都大学学術出版会、7,350円 |
ネズミのしっぽ ニューカレドニアのおはなし
大角翠採話、あべ・ボストン文・絵 発売日 2010/03 福音館書店、410円 フランス語版 Pourquoi les rats ont-ils des queues? Texte: Midori Osumi/Illustration: Boston Abe 発売日 2011 ネク語・フランス語のCD付き 世界で初めてネク語が文字に! フランス語版をご希望の方はことば村事務局(info[atマーク]chikyukotobamura.org)まで ★ 絵本の朗読が聴けるサイト 「ネズミのしっぽ」(大角翠 著、あべ・ボストン 絵) ネク語とフランス語で絵本の朗読が聴けます。 |
ことばと人間―聴覚リハビリと外国語教育のための言語理論
ぺタール・グベリナ(著)、クロード・ロベルジュ(編) 発売日 2012/04 上智大学出版/ぎょうせい、3,150円 |
故事俗信 ことわざ大辞典 第二版
北村孝一(監修) 発売日 2012/02 小学館、18,900円 |
サバイバルイングリッシュ たった3語で生き残る英会話!
井上逸兵 発売日 2011/07 幻冬舎エデュケーション、1,155円 |
すべてを明日の糧として―今こそ、アイヌの知恵と勇気を
宇梶静江 発売日 2011/06 清流出版、1,785円 |
日本の危機言語ー言語・方言の多様性と独自性
呉人惠 発売日 2011/05 北海道大学出版会、3,360円 |
キューバへ行きたい(とんぼの本)
板垣真理子 発売日 2011/03 新潮社、1,575円 |
聖書と比喩—メタファで旧約聖書の世界を知る
橋本功、八木橋宏勇 発売日 2011/01 慶應義塾大学出版会、2,625円 |
よく見るのに読めない漢字
井上逸兵(監修) 発売日 2011/01 幻冬舎、840円 |
言語的多様性という視座(ことばと社会)
原聖(編) 発売日 2010/10 三元社、2,415円 |
ケルトの水脈 (興亡の世界史)
原聖 発売日 2007/07 講談社、2,415円 |
事典 世界のことば141
梶茂樹、林徹、中島由美(編) 発売日 2009/04 大修館書店、4,410円 |
Indigenous
languages revitalized?―The decline and revitalization of indigenous
languages juxtaposed with the predominance of English
松原好次 発売日 2000/09 春風社、5,800円 |
日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で 水村美苗 発売日 2008/10 筑摩書房、1,890円 |
英語史入門 橋本功 発売日 2005/09 慶應義塾大学出版会、2,520円 |
ヘミングウェイの言葉 (新潮新書) 今村楯夫 発売日 2005/07 新潮社、714円 |
医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む 中村哲 発売日 2007/12 石風社、1,890円 |
開放系言語学への招待―文化・認知・コミュニケーション 唐須教光(編) 発売日 2008/09 慶應義塾大学出版会、2,520円 |
稲作渡来民―「日本人」成立の謎に迫る (講談社選書メチエ) 池橋宏 発売日 2008/04 講談社、1,785円 |
加耶と倭 韓半島と日本列島の考古学 (講談社選書メチエ 398) 朴天秀 発売日 2007/10 講談社、1,575円 |
文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上) 文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (下) ジャレド・ダイアモンド(楡井浩一訳) 発売日 2005/12 草思社、各2,100円 |
道を歩けば前置詞がわかる 宗宮喜代子、石井康毅、鈴木梓、大谷直輝 発売日 2007/11 くろしお出版、1,470円 |
日本語のゆくえ 吉本 隆明 発売日 2008/01 光文社、1,575円 |
日本語の奇跡―「アイウエオ」と「いろは」の発明 (新潮新書) 山口謠司 発売日 2007/12 新潮社、714円 |
英語の作法 斎藤兆史 発売日 2000/03 東京大学出版会、2,625円 |
お節介なアメリカ (ちくま新書) ノーム・チョムスキー(大塚まい訳) 発売日 2007/09 筑摩書房、945円 |
人類の足跡10万年全史 スティーヴン・オッペンハイマー(仲村明子訳) 発売日 2007/08 草思社、2,520円 |
変わる方言 動く標準語 (ちくま新書) 井上史雄 発売日 2007/02 筑摩書房、735円 |
英語と文化―英語学エッセイ 唐須教光 発売日 2007/05 慶應義塾大学出版会、2,520円 |
なぜ子どもに英語なのか―バイリンガルのすすめ (NHKブックス) 唐須教光 発売日 2002/12 日本放送出版協会、914円 |
江戸落穂拾 (せんすのある話 (2)) 荘司賢太郎 発売日 2006/03 創英社、1,785円 |
月刊 言語 2007年1月号 発売日 2006/12 大修館書店、920円 |
職人ことばの「技と粋」 小関智弘 発売日 2006/08 東京書籍、1,680円 |
紛争と難民 緒方貞子の回想 緒方貞子 発売日 2006/03 集英社、3,150円 |
トナカイ王―北方先住民のサハリン史 N. ヴィシネフスキー(小山内道子訳) 発売日 2006/04 成文社、2,100円 |
少数言語をめぐる10の旅―フィールドワークの最前線から 大角翠 (編著) 発売日 2003/03 三省堂、2,625円 |
言語の興亡 R.M.W. ディクソン(大角翠訳) 発売日 2001/06 2008年10月重版 岩波新書、819円 |
日本語〈上〉 (岩波新書) 日本語〈下〉 (岩波新書) 金田一 春彦 発売日 1988/01、03 各 819円 |
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰訳) 発売日 2000/09 各 1,995円 |
ことばの経済学 フロリアン・クルマス(諏訪功、大谷弘道、菊池雅子訳) 発売日 1993/11 3,675円 |
先住民族言語のために 金子 亨 発売日 1999/03 5,040円 |
世界のことば小事典 柴田 武 発売日 1993/05 5,775円 |