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【地球ことば村・世界言語博物館】

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世界の文字

クリンゴン文字 英 Klingon alphabet


クリンゴン語(Klingon,tlhIngan Hol)は,アメリカの SF ドラマ『スター・トレック』に登場する異星人クリンゴン人が用いる架空の言語である。1984 年公開の映画「Star Trek III+ The Search for Spock」(監督 Leonard Nimoy、脚本 Harve Bennett)の中で,クリンゴン人による理解可能な実際の会話が行われた。クリンゴン語の開発は,言語学者 Marc Okrand に依頼され,彼は文法や広範な語彙を開発し完成度の高いクリンゴン語に発展させた。クリンゴン語が異星人のものであるように,子音と子音の組み合わせ,特に反転音,軟口蓋音,口蓋垂音の組み合わで、/q͡χ/ のような自然言語では珍しいものが使われる。[Omniglot]

文字組織

クリンゴン語の文字はピカド(英語: pIqaD)と呼ばれ、21 個の子音と 5 個の母音が存在する。ただし、通常はピカドの代わりにラテン文字で表される。尚、クリンゴン語のラテン文字表記においては、大文字と小文字でそれぞれ別の音を示す(Q,q 以外は大文字か小文字のいずれかしか存在しない)。

ピカド [User:Runic_code / Public Domain / 出典]

The Klingon pIqaD according to Skybox [Runic code / Public Domain / 出典]

クリンゴン語テキスト

KLI pIqaD text sample [Public Domain / 出典]

Skybox pIqaD text sample [Public Domain / 出典]

パングラム (pangram) [Klingon scripts ConScript Unicode Registry]

文字コード

関連リンク・文献

[最終更新 2022/01/18]