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【地球ことば村・世界言語博物館】

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世界の文字

パッラヴァ文字 Pallava

パッラヴァ文字は,南インド東海岸地方を支配したタミル系のパッラヴァ王朝(3 世紀後半〜9 世紀後半)に用いられたブラーフミー文字に基ずく文字である。この文字は当初サンスクリット,パリーを含むプラクリット,および他の多くの言語を記述するために用いられた。その後,宗教的および政治的碑文の文字として人気が高くなり,南インドや東南アジアの多数の文字に多大な影響を与えた。この文字は,南部グプタブラフミ,原カンナダ,タミールグランサム,および他の多くの名称でも知られている。

パッラヴァ文字構成

子音文字,母音文字および子音 dha に母音記号を付けた例をあげる。[高橋, Omniglot]

パッラヴァ文字見本

インドネシアで発見された 5 世紀のパッラヴァ石碑、チャールテウン碑文 [G.F.J. / CC BY-SA 3.0 / 出典]

参考文献・関連リンク

[最終更新 2024/01/20]