ニヤケン・プアチュ・フモン文字 Nyiakeng Puachue Hmong
ニャアケン・プアチュエ・モン文字は,1980 年代にチェルヴァン・コン (Reverend Chervang Kong) 牧師によって,彼が率いるユナイテッド・クリスチャン・リバティ福音教会で使用するために考案された白モン族と緑モン族のためのアルファベット文字である。[注 1] カリフォルニア州,ミネソタ州,ウィスコンシン州,ノースカロライナ州,コロラド州,その他多くの州を転々とした同教会は,印刷物やビデオにこの文字を使用している。[注 2]
文字構成
子音文字
母音文字
声調記号
限定詞・他
限定詞。U+1E137..U+1E13B の文字は限定詞で、先行する名詞が人名、地名、物名、脊椎動物または無脊椎動物、またはその動物のペット名であることを示す。限定詞は発音せず、同音異義語の区別に用いる。[Unicode Standard]
数字
サンプルテキスト
[Michael Everson Figure 9. Text from a Hmong hymnal] |
ユニコード
Unicode U+1E100..U+1E14F フリーフォント Noto Serif NP Hmong
注
- 文字そのものは異なるが、構造や形がタイ文字に酷似しており、ヘブライ文字からヒントを得た文字である。[wikipedia]
- ラオス内戦後にアメリカ合衆国が多くのミャオ族の難民を引き受けた結果、アメリカ国内には約20万人のミャオ語の話者がいる。ミネソタ州ではミャオ語は英語、スペイン語についで3番目に多く話される言語である。[ミャオ語]
参考サイト
- Nyiakeng Puachue Hmong
- Michael Everson (2017) Proposal to encode the Nyiakeng Puachue Hmong script in the UCS
- Omniglot Nyiakeng Puachue Hmong
- Skyknowledge New Flower Script for Mong
[最終更新 2024/01/20]