ポルトガル語副教材・作成プロジェクト スタート!
(全日本社会貢献団体機構助成事業)
群馬県の太田市、愛知県、静岡県の工業都市などにブラジル人の集住がみられるようになりました。しかし、日系といっても三世、四世になると日常語はポルトガル語なので学校や社会への適応が困難な子どもが増えて問題になっています。また、学校などで日本語のほうが達者になった子どもたちと親世代がコミュニケーションを取りにくくなる事例もあります。
そこで、太田市の母語保持教室を支援している東京女子大学グループ「ぱずる」とことば村が協働して、日系ブラジル人の児童の母語(ポルトガル語)と日本語の対訳副教材の作成・無償配布を企画しました。幸いなことに社会貢献団体機構から助成を受けることができ、今年の主な活動のひとつとして、実施します。
年末までにはカラー版の日ポ童話絵本ができあがる予定です。それを使って、「ぱずる」のメンバーが読み聞かせなどの活動もする予定です。作成にあたっては翻訳や挿画、出版などさまざまな仕事がでてきますので、ぜひご協力ください。こんなことで協力できそう、というかたは、事務局あて、メールでお知らせくださると大変嬉しく思います。
地球ことば村事務局:info[atマーク]chikyukotobamura.org
★ 関連リンク
2011年11月 ことばのサロン in太田 在日ブラジル人の母語保持教室見学バスツアー
http://www.chikyukotobamura.org/forum/salon111126s.html
全日本社会貢献団体機構(別ウィンドウが開きます)
http://ajosc.org/