シンポジウム「多言語社会 日本」3
「災害情報はどのように伝えられたかー多文化社会日本のメディア環境と課題」
日時:2012年2月25日(土)午後1時−5時
会場:国際交流基金JFICホール「さくら」
パネリスト(敬称略):
周飛帆(千葉大学言語教育センター准教授)
李善姫(東北大学国際高等研究機構助教)
日比野純一(「FMわいわい(神戸)」代表)
米倉律(NHK放送文化研究所メディア研究部主任研究員)
司会:井上逸兵(慶應義塾大学文学部教授・地球ことば村副理事長)
予稿集はこちらからダウンロードできます(PDF、640KB)。
ポスター(PDF、620KB)
2010年3月「多言語社会 日本」1では日本の先住民言語の現在と課題を取り上げ、2011年4月「多言語社会 日本」2では在日外国人のことばと文化に焦点をあてたシンポジウムシリーズの3回目。
今回は昨年の3月11日の東日本大震災を受けて、浮き彫りになった在日外国人への情報提供の問題を、ことば村スタッフによる災害地調査や当事者でもあるパネリストからの報告や提言、メディアの専門家による分析など盛りだくさんの内容で進行しました。全体討議は宮城県国際交流協会からの参加者や民間放送の立場からの発言などが相次ぎ、時間切れとなったことが惜しまれます。
このシンポジウムの内容は報告・提言集にまとめて関係諸団体へ配布し、今後のあるべき情報の交流について提言しています。
報告・提言集
- 表紙・ことば村理事長挨拶・目次(PDF、1MB)
- 報告と提言(PDF、252KB)
- 東日本大震災現地調査報告(PDF、864KB)
①岩手県奥州市調査 ②宮城県仙台市調査
③福島県福島市・二本松市その他調査 ④茨城県水戸市調査 - パネリスト講演1「在日外国人との『絆』-震災と在日外国人とシチズンシップ」周飛帆先生(PDF、1.8MB)
- パネリスト講演2「東日本大震災と定住外国人-その時、我々はどんな情報が欲しかったのか」李善姫先生(PDF、1.5MB)
- パネリスト講演3「外国人住民が復旧・復興のプロセスに参画できる社会づくりを支援」日比野純一先生(PDF、1.1MB)
- パネリスト講演4「多文化社会における放送の役割と機能」米倉律先生(PDF、1.3MB)
- 全体討議(PDF、852KB)
- 地球ことば村について・裏表紙(PDF、1.2MB)
文責 事務局