ハイラル文字 英 Hylian alphabet
ハイラル文字は,任天堂が開発・発売しているコンピュータゲームシリーズ『ゼルダの伝説』で用いられる文字で,各作品ごとに異なる文字が用意される。「時のオカリナ」(1998 年)とその続編「ムジュラの仮面」(2011 年)では日本語の 50 音と対応,「風のタクト」(2002 年)はカタカナに,「ドワイラインプリンセス」(2006 年)はアルファベット(英語)に対応している。ほかに,「スカイウォード」(2011 年)ではまた別種の文字が用いられている。
時のオカリナ
「時のオカリナ」で使用されるハイラル文字は,基本的に下表の通り日本語の 50 音に対応した文字となっている。濁音や半濁音を表す文字や記号はなく、全て清音として表される。小文字を表す文字や記号はなく、全て大文字として表される。長音「ー」は省略される。出典 [参照] Old Hylian alphabet
風のタクト
「風のタクト」で使用されるハイラル文字の字形はカタカナを連想させ,また,濁音・半濁音の表記法も通常の日本語表記と同様である。促音・拗音では「ゥ」・「ャ」を使用しない。[出典] [参照] Modern Hylian alphabet
サンプル
出典:『ゼルダの伝説風のタクト』(毎日コミュニケーションズ, 2003)
トワイラインプリンセス
「トワイラインプリンセス」中で使用するハイラル文字は,ラテンアルファベット 26 文字で構成される。句読点には、ピリオド、コンマ、コロン、セミコロンが英語の用法と同じである。右横書きと左横書き,2 種類の字体がある。[参照] Hylian alphabet
スカイウォードソード
シリーズ中の時系列では最古の時代に当たる「スカイウォードソード」の中で用いられたハイラル文字。未だ解読されていないといわれる。[参照] http://sarinilli.deviantart.com/gallery/#/d4illix
関連リンク
注
[最終更新 2018/11/20]